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Sports@nifty > 特集 > テニス特集(テニスジャパン) > 中村藍子勝利、岩渕聡も2回戦へ。
この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウィンブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度お届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在はFAX及びe-mailでTENNIS JAPAN新聞の発行ほかテニス専門誌などに寄稿している。
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テニス特集

中村藍子勝利、岩渕聡も2回戦へ。

AIGジャパン・オープン
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AIGオープン2006年10月3日(火)
今日は朝から晴れ間もあり、少し蒸し暑い。

◎中村藍子 63,63 ●WOZNIACKI
Nakamura_1

ウォズニアッキ(デンマーク、284位)は16才。
ウィンブルドンジュニア優勝、全豪ジュニア準優勝でジュニア世界ランク2位。
中村は相変わらず、よく足が動いている。
中村のゲームで始まるが、低い姿勢からフォア・ダウン・ザ・ライン・ウィナー、1-0。
キープ、キープで2-2、中村の第5ゲーム、中村はストロークを打ったあと、必ずネットに出る姿勢を取る。
ウィナーをとろうが、相手のミスがあろうが、ネットに出るぞというプレッシャーを与え続けるのはすごい。
無言の圧迫感、3-2とキープ。
ウォズニアッキはサービスのとき、しっかり両足をくっつけて、膝を曲げて、タイミングよく打つ。
バランスがいいので、コースが読みづらい。
リターンがうまく返らず、苦戦するが、ウォズニアッキの第6ゲーム、30-40の1チャンスを中村はフォア・ダウン・ザ・ライン・ウィナーでものにして、4-2とブレーク。
中村の第9ゲーム、フォアハンドをライジング・ウィナーで決め、走りながらベンチに戻る、6-3。

第2セット
立ち上がりの相手のゲームを得意のフォア2つウィナーとって、1-0とブレークスタート。
試合の主導権を握ったかに見えたが・・・。
続く自分のゲームをラブゲームで落とす。
お互いにブレークブレーク。
中村の第6ゲーム、30-30で長いラリーをものにして40-30とするが、ダブルフォルト。
このゲームもキープできず、3-3。
少し、ウォズニアッキのペースになりかけた第7ゲーム、デュースでフォアとバックの2つのクロス・パスからようやくフォア・クロス・パスで抜く、大きな拍手。
2回のデュースの末、またもブレーク、中村4-3リード。両者このセット7連続ブレーク。
中村の第8ゲーム、大事なこのゲームをフォア2つウィナーでようやくキープ。
ここというときに取れる強さ。5-3。
ウォズニアッキの第9ゲーム、40-0から追いついて、デュースに持ち込む。
最後は力んだウォズニアッキのフォアがネットにかかり、6-3。
「少し緊張していたが、本来の自分のプレーができた。
第2セット、危ない場面もあったが、落ち着いてプレーできた。
ジュニアなので乗せないように、気を引き締めて戦った。
最初、相手のスライス・サーブに少し戸惑った。
バックのダウン・ザ・ラインや逆クロスを警戒した。
第1セットはサーブも入り、組み立てがうまくいった。
第2セット、相手が中に入ってリターンをしてきたので、圧迫感があった。
後半、よくなって、長いラリーは前の大会でもポイントをとることが多かったので、今回も自信があった。
少し、力がついたのかな。」
中村。


◎岩渕聡 62,61 ●CHEN
Iwabu

岩渕(368位)はワイルドカードで登場。
チェン(296位)は厳しい予選を勝ち上がっている。
両者とも大きなチャンスだ。対戦成績は岩渕から2勝0敗。

チェンの最初のゲームを岩渕がフォア・トップ・スピン・ロブ・ウィナーとフォア・ドロップ・ボレーなどでいきなりブレーク、1-0。
第2ゲーム、岩渕は下がりながらフォアの逆クロスウィナーの技ありショット。
初めから飛ばしている、2-0。
岩渕の第4ゲーム、2つのフォアウィナー。
ネットに出ればバック・ドロップ・ボレーで落ち着いている、3-1とキープ。
チェンの第5ゲーム、アプローチからチェンのパスがネットに当たり上に跳ね上がる。
それを岩渕がスマッシュ。ツキも味方する。ブレークして、4-1。
チェンの第7ゲーム、15-40の2つのセットポイントは逃すが、続く次のゲームをラブゲームで、しかも気持ちよくスマッシュで決め、32分、6-2で先取。

第2セット
チェンの開始のゲーム、リターン・ダッシュでプレッシャーをかけてパス・ミスを誘う。
そして、サイドに振られても足をしっかり踏ん張って、フォア・ダウン・ザ・ライン・ウィナーで1-0とブレーク。
理想の形。
サービス・ゲームも危なげない。
サービスもいいし、ストロークも振れてるし(特にフォアは完璧)、ネット・プレーも動きがいいし、何よりもメンタルが充実しているのがよくわかる。
チェンの第5、7ゲームをブレークして、6-1。
最後はフォア・クロス・リターン・エースの決めうち。
わずか57分の完璧な勝利!絶好調!

「最初から飛ばしていこうとコーチと話していた。
その通りに試合が組み立てられた。
昨年のAIGと全日本に勝ってから、この有明が相性がいいと思えるようになってきた。
今日はファースト・サーブの確率がよく、足もよく動いて、フォアに結び付けれた。
相手のチェンは2勝していて、ドローを見たとき、この大きい大会であたるのは悪くないと思った。
いつまでできるかわからないが、センターコートでできるのは幸せ。」
岩渕。

(phot by Matchan)

予選を突破した茶園だったが!!

◎WASKE 64,64 茶園
第1セットを4-6で落とした茶園。
第2セットの茶園の第7ゲーム、ダブル・フォルトなどでラブゲームでブレークされ、3-4。
茶園がネットにかけ、4-6。
ワスケのサーブがすごかった。
残念!!

3時半前に雨が降ってきて、センターコートの屋根がゆっくり閉まった。


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