この特集について
Sports@nifty > スポーツレポート > テニス特集(テニスジャパン) > サフィン、ヒーローに!!ロシア デ杯優勝。
この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度欠かさずお届けします。
この特集は携帯サイトでもご覧いただけます。
モバイル版 Sports@nifty
プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
詳細はこちら
カテゴリー
関連リンク
プレイヤー
その他の関連サイト
ココログ






ココログ: blogサービス
「テニスジャパン」は @niftyのウェブログ(blog)サービス 「ココログ」で運営しています。あなたもココログ始めてみませんか?ココログ(フリー)は、だれでも無料でご利用いただけます。
ココログって何?
ココログ使い方ガイド

テニス特集

サフィン、ヒーローに!!ロシア デ杯優勝。

最終試合にもつれ込んだデ杯。
2006年デ杯決勝
ロシア対アルゼンチン

オリンピック・スタジアム、モスクワ、ロシア
室内、カーペット
12/1,2,3日
hpはここをクリック

昨日ダブルスに勝利したロシア、2勝1敗で王手をつかみ最終日を迎えた。
第1試合、NO.1同士の戦いはダビィデンコがナルバンディアンに敗れ、2勝2敗。
勝負は最終試合、NO.2同士の戦いとなった。


◎サフィン 63,36,63,76(5) ●アカスソ

アレゼンチンはチェラに変えて、今年のデ杯、アレゼンチンが決勝まで進出できた陰の立役者、無敗のアカスソに託した。

デビスカップの行方はサフィンとアカスソ次第となった。
「ドキドキし、プレッシャーで凄く怖かった。」
言いたい放題、プレッシャーなど関係ないように思えるあのサフィンが言う。
それぐらいの緊張感がデ杯にはあるのだろう。
しかも勝負が懸った最終戦でプレーするのは。
「ただ単に、カップをもって行かれないように頑張った。」とサフィン

第1セット
第2ゲームをブレークしたサフィンは第1セットを取る。

第2セット
第4ゲーム、40-0からサフィンはジュースに持ち込まれる。
なんとか2度目のジュースの末、キープし、2-2とする。
第5ゲーム、前のゲームでチャンスを生かせなかったアカスソは15-40とピンチ、
だがアカスソもキープ。
ゲームが動いてきた。
今度はブレーク・チャンスを逃したサフィンが0-40、2ポイントはとったが第6ゲームを落とす。
そのワン・ブレークでアカスソは第2セットを取り返した。

第3セット
第2ゲーム、5度のジュースの末、サフィンはブレークに成功。
第3ゲーム、3つのサービス・エースを決め、3-0とサフィンがリード。
しかし、第7ゲームをブレークされる。
「ここが苦しかった、大事なポイントだった。
でも次のゲームをブレークでき、自分の流れになった。
神に感謝したい。」
競り合いになるかも思われたが第8ゲームをサフィンはブレークでき、
それを生かし、結局6-3で取る。

第4セット
お互いにブレーク・ポイントもなく、サービス・キープが続く。
そして第4セットはタイブレークになった。
「アカスソはサーブも良く、このサーフェイスも得意としていた。
素晴らしいプレーをしていたが、デ杯、しかもその決勝と言う大舞台。
その経験は自分の方が勝っていた。
その差だけだったと思う。」とサフィン。

サフィンは自分のサービス・ポイントはきっちりとプレー、2度のミニ・ブレークを成功させ約3時間(正確には2時間51分)の勝負にけりをつけた。

ロシアは2002年フランスを破り優勝して以来の2度目の優勝を決めた。
アルゼンチンは1981年アメリカに敗れ準優勝、悲願はならなかった。


●ダビィデンコ 26,26,64,46 ◎ナルバンディアン

デ杯決勝のオープニング・マッチでチェラを破りロシアに幸先よいスタートを切らせたダビィデンコ。
アルゼンチのNO.1プレイヤーとして第2試合でサフィンを破ったナルバンディアン。
両国のNO.1同士の戦いが始まった。
昨日のダブルスに勝ち、大手をかけたロシアはダビィデンコが勝てば優勝が決まる。

しかし第1、第2セット共にダビィデンコは2ダウンで落とす。

後がなくなり、開きなおるアルゼンチン。
勝てばヒーローになるダビィデンコ。

第3セット
第9ゲームをブレークしたダビィデンコ、
第10ゲームはダブル・フォルトで15-40になるがサーブをキープし、1セット取り返す。

第4セット
「ロッカー・ルームではなんでもなかったが
コートに出たら、凍りついてしまうほど緊張している自分がいた。
筋肉もかたく感じ、どのよおうにボールを打つのだろうか?と思うほどわからなくなってしまった。」
とダビィデンコ。
76個のアン・フースト・エラー、その内8つはダブル・フォルト。
自分のプレーができずに終わってしまった。

「ホームで勝たなくていけない、NO.1としても。
ダビィデンコにプレッシャーはあると言うのは判っていた。」
とナルバンディアン、アン・フォースト・エラーは47と少なく確実なプレーをして最終戦に望みを託した。


<<ボブ・ブレットの目>>

「両国ともに選手がそろっていておもしろいデ杯決勝だった。
最後はサフィンの経験がものを言った。
サフィンはグランドスラム(USオープン、全豪)も取っているし、前回ロシアが優勝した時の立役者。
ビッグ・マッチに強い。
初日に敗れたが、そのサフィンを立ち直らせ、サフィンの本来の力を出させた監督も偉い。
自分の力を出せたサフィンは立派だったが。」

<<おまけ>>
土曜日にアルゼンチの応援に来ているサッカー界のヒーロー、マラドーナに会ったサフィン。
「マラドーナと会えて大変光栄だ。
テレビで見ていたヒーローだったし。
なんてったって神の手と握手できなのだからね。」と。

2006年デ杯決勝
ロシア 3-2 アルゼンチン

◎ダビィデンコ 61,62,57,64 ●チェラ
●サフィン 46,46,46 ◎ナルバンディアン
◎ツルシンオフ/サフィン 62,63,64 ●カレリ/ナルバンディアン
●ダビィデンコ 26,26,64,46 ◎ナルバンディアン
◎サフィン 63,36,63,76(5) ●アカスソ


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70632/12926460
コメント
コメントを書く


※メールアドレスは外部には公開されません







個人情報の利用目的