この特集について
Sports@nifty > スポーツレポート > テニス特集(テニスジャパン) > 伊達公子 シングルス決勝進出、ダブルスは惜敗
この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度お届けします。
この特集は携帯サイトでもご覧いただけます。
モバイル版 Sports@nifty
プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
詳細はこちら
カテゴリー
関連リンク
プレイヤー
その他の関連サイト
ココログ






ココログ: blogサービス
「テニスジャパン」は @niftyのウェブログ(blog)サービス 「ココログ」で運営しています。あなたもココログ始めてみませんか?ココログ(フリー)は、だれでも無料でご利用いただけます。
ココログって何?
ココログ使い方ガイド

テニス特集

伊達公子 シングルス決勝進出、ダブルスは惜敗

$10,000 有明国際女子
有明テニスの森公園
大会要項はここ
6/9-15
大会hpはここ

6月14日(土)
本日も昨日に引き続き快晴。
クルム伊達を見ようと多くの観客が集まった。

<<準決勝>>
◎4)クルム伊達公子(エステティックTBC) 76(3),63 ●Wen-Hsin Hsu
 

Wen-Hsin Hsuはフットワークが軽く、ストロークがしっかりしている選手だ。

やはり主導権はクルム伊達が取る。

Asf002

速いテンポの攻撃に、Hsuが返していく形となる。
Hsuの対応力が優れているため、試合は接戦に。

Hsuは伊達のボールをゆっくり返したり、急にカウンターを放ったりと緩急の使い方が上手い。

途中から風が吹き出し、クルム伊達はサービスに苦労するようになるが、集中力は衰えない。

互角の展開でタイブレークへ行くが、序盤で集中力を高めたクルム伊達がリードし、
そのまま7−3で押し切ってファーストを先取。

セカンドセットは相手のミスが増え、一気にクルム伊達が攻勢に出る。

6−3で取って完璧な決勝進出。
ここまで失セットゼロの完璧な勝ち上がりだ。

クルム伊達のフットワークはあまり速く見えないのだが予測が良く、
自分の打ったボール、相手の状況、相手の打ったボールに対するフットワークはすばらしい。

たとえば自分が打ったボールがいいと思えば
瞬時にサービスラインとベースラインの中間くらいまでポジションを上げ、
返ってきたボールを早いタイミングで捕らえて決めていったり、
ドライブボレーを打っていったり。

もちろん深いボールが返ってくることもあるが、

Asf001
この写真のように後ろに下がりながらしっかりリカバリーする。

つまり相手のボールに対応するだけではない、
戦術的なフットワークに非常に長けている。

左右はもちろんだが、前後、特に前への動きが非常に激しい。

ボレーもドライブボレーしか打てない選手が多い中で、
スライスのボレーが非常にきれいに決まる。

サービスラインくらいからのローボレーでもライン近くにコントロールしてクリーンエースを取ることも多く、
観客からはため息が上がる。

コート一面を広く使い、自由にオールラウンドなプレーは芸術的でさえある。

もちろん彼女のテニスをコピーすることは不可能だと思うが、
日本人選手は少しでも持っているテクニックを試合の中でどのように使っていくのかという戦術面、
組み立てを学んでほしいと思う。

◎秋田史帆(ポッカ) 76(5),62 ●6)岡 あゆみ(JPTAテニス)

両者ともしっかりしたフットワークとストロークが持ち味なので、
激しいストローク戦が繰り広げられた。

ラリーが長く、見応え十分だ。

ファーストは競った展開ながら秋田が取る。

セカンドセットに入り、序盤でトレーナーを呼んだ岡。
疲れが来ているのか、若干動きが落ちる。

秋田はそこにつけ込み一気に引き離す。
途中重要なポイントでダブルフォルトをするなど若干もたついたが、
6−2で閉めたその瞬間、喜びが笑顔となり、次に涙となった。

Asf001_2

良いシーンだった。

シングルス決勝は11時開始、クルム伊達対秋田、ベテランと若手の対決となった。


<<ダブルス準決勝>>
◎宮村・加藤 26,61,10-7 ●クルム伊達/高岸

Ad004

ファーストセットは高岸・クルム伊達共に非常に良いできで、
サーブ、ボレーとも好調。

Ad005

特に高岸の調子はここまでで最も良かっただろう。
6−2ですんなりファーストを取る。

セカンドセットに入って、伊達組はポイントは競るのだが、
ノーアドバンテージのポイントをなかなか取れずに0−5まで行き、1−6で落とす。

ファイナルセット、スーパータイブレークでは6−3までリードするが、
ボレーに最後まで精細を欠き、7−10と逆転され、ダブルスはベスト4となった。


◎LiuとZhao(CHN) 62,62 ●黒田/清水  

LiuとZhaoはワンショットの質が黒田・清水ペアより高く、
戦術的というよりはサーブ・ストロークの威力でポイントを重ねていく。

ショットの質が上回る中国ペアがストレートで勝利した。

ダブルスは
中国ペアに加藤・宮村ペアが挑む。第一試合のシングルスは11時スタートだ。

(レポート&写真 田中康志
有明国際女子オフィシャル・カメラマン)

<<準決勝>>
◎4)クルム伊達公子(エステティックTBC) 76(3),63 ●W.Hsu(TPE)
◎秋田史帆(ポッカ) 76(5),62 ●6)岡 あゆみ(JPTAテニス)
ドローはここ


| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (1)
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70632/41537041
戦略的なフットワーク 【俺流!テニス論】
現在、「東京有明国際女子オープン I 2008」に参戦中のクルム伊達公子選手ですが、昨日も勝利し決勝戦へとコマを進めしたね!この伊達選手に「怒り」を感じて、勢いを止めてくれるの... 続きを読む
受信: Jun 15, 2008 11:27:58 AM
コメント
コメントを書く


※メールアドレスは外部には公開されません







個人情報の利用目的