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この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度欠かさずお届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
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テニス特集

本当は負けていた?? イワノビッチ

ウィンブルドン
本戦6/23-7/6

6月26日(木) DAY04

今日も快晴のようだ。(朝6時)

杉山愛の試合は
14番コートの第4試合なので夕方の5時ごろになるだろう。

ロンドンにいる人だったら、4時ごろにウィンブルドンにくれば並ばずにも切符が買えるだろう。


昨日のセンター・コート
第一試合にジョコビッチ、

一番コートの
第一試合にイワノビッチ

とセルビアの男女トッププレイヤーが同時に入る。

イワノビッチがマッチ・ポイントを握られたので、先に負けてしまうか?
と思ったが、イワノビッチはそこから挽回を始めタイブレークを制す

ジョコビッチはタイブレークを落とし
マッチ・ポイントでは、なんと2つ続けてのダブル・フォルトを犯しサフィンに負けてしまった。

マッチ・ポイントをセーブし、逆転勝ちをしたイワノビッチの試合
ネットインに救われたイワノビッチ戦をレポートしよう。

<<女子2回戦>>
◎イワノビッチ 67(2)、76(3)、10-8 ●デッチー

W002_32度目のマッチ・ポイント、
イワノビッチのファオのショットはネットの白帯に勢い良く当たる。

USオープンだったらそのボールはネットにパチ~ンと撥ねられ、自分側のコートに落ちてきただろう。

ところがそのボールはやや緩めに張ってあるネットにあたると
ボ~イ~~ン、、
ヨロヨロヨロと、
白帯の上をはねながら
どちらのコートに落ちようかと躊躇し
相手のコートに落ちた。

同じ状況でUSオープンだったらイワノビッチのボールはネットを越えなかっただろう。
その時点でイワノビッチは負けていただろう。

イワノビッチ、本当は負けていた??

ゆるめに張ってあるウィンブルドンのネットがイワノビッチを救ったのだ。

九死に一生を得たイワノビッチ
そのポイントから流れは徐々に変わり始め勝利を掴んだ。


今年のウィンブルドンは
ラックを掴んだイワノビッチが女子

そして久しぶりにまじめにトレーングをし
テニスに打ち込んでいるサフィンが男子
の優勝をするのではないだろうか?
と大胆予想をする。
(コミュニテーに皆さんの意見を書いてください。)


全仏に続き、ウィンブルドン優勝を期待されている新NO.1のイワノビッチは
第2ゲーム、デッチーのサーブを破り3-0とリードする。

第5ゲームのサーブを落とすが
第6ゲームをブレーク、
5-2と第1セットをリードだ。

ところがなんとそこからタイブレークに持ち込まれ、
タイブレークも0-4、
結局2ポイント取っただけで落とす。

第2セットも3-1リードから
4-5
になる。

第10ゲームはイワノビッチのサーブだ。
ダブル・フォルトなんどもからみ15-40とマッチ・ポイントを握られた

ビビッてしまいそうな、この緊張感ある場面でも
思い切り攻めるテニスをするのがイワノビッチ。
良くここでそれができると感心する。

最初のマッチ・ポイントは短めのボールを思い切りフォアで叩いて決め逃れた。

そして二つ目のマッチ・ポイント
ファースト・サーブはフォルト!!
ザワザワザワ、ザワザワと観客
ダブル・フォルトをさせそうなザワザワザワザワだ。

自分だったらそのザワザワザワザワに耐えられず
固唾を呑んで見つめている皆の期待??通りに
ラケットが振れず、ガシャとやってしまうだろう。

イワノビッチのサーブは入り、
短めになったデッチーのボールを今度はフォアのダウン・ザ・ラインに思い切り打つ。

そしてそのボールはネットの白帯にあたったのだ。

USオープンなどのハード・ハード・コートだったらネットはきつく張られているので
そのボールはパチンと跳ねられ自分のコート側に落ちていただろう。

ウィンブルドンは芝のコートなのでネット・ポールの支柱は弱弱しくさされている。
そのためにネットはハード・コートのようにはピンピンとは張れていない。

イワノビッチの勝利はウィンブルドンのネットが助けたのだ。

それにしてもベストな状態ではなかったが
その逆境を積極的で強気なテニスで勝利を掴んだイワノビッチはNO.1プレイヤーとしてふさわしいテニスをする。

不運が重なったデッチーにも勝たせてあげたかった3時間24分のドラマだった。
今年のウィンブルドンのベスト・マッチになるだろう。


女子ドローはここ

男子ドローはここ
オーダー・オブ・プレーはここ


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強靭なメンタル::イワノビッチから学ぶ! 【俺流!テニス論】
連日の素晴らしい熱戦は、深夜にも拘らず私には心地よい睡眠不足になっている、なんてちょっと大袈裟かな・・・必死に眠気を抑えて、熱戦を観戦しているというのが正直なところです... 続きを読む
受信: Jun 26, 2008 4:53:07 PM
コメント

はじめまして。いつも、様々なテニスの記事をありがとうございます。
前から気になっていたのですが、このフランスの選手、Dechyは、フランス語風に読みますと、ドゥシーとなるかと思います。当方、在仏15年です。テニスとは、あまり関係がありませんが、ご参考までに。

投稿者: Diabolo (Jun 26, 2008 9:27:12 PM)
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