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Sports@nifty > スポーツレポート > テニス特集(テニスジャパン) > フェデラーの夢実現せず ナダル圧勝全仏4連覇
この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度欠かさずお届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
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テニス特集

フェデラーの夢実現せず ナダル圧勝全仏4連覇

2008フレンチ・オープン
本戦 5/25-6/8

<<全仏オープン 男子決勝>>

「他の誰よりも最高の対戦相手(ナダル)と対戦できる。
勝ってグランドスラマーになりたい。」
と言っていたフェデラー。

史上6人目のグランドスラマーを目指すフェデラーはトスに勝つ。
そして迷わずサーブを選び、期待の一戦は始まった。

Ff0001
期待の一戦とローランギャロ80周年も祝いフランス空軍が上空を
フランス選手権は1891年に始まり、107回目の歴史がある。
会場が1928年ここ、ローランギャロに移ってからは80周年だった。

◎2)Rナダル(ESP) 61,63,60 ●1)Rフェデラー(SUI)

そのオープニングゲームにフェデラーはサービス・キープに失敗する。
第2ゲームをナダルはキープ。

まだ2ゲームだが、2ゲーム共にジュース
両者ともにイージー・ミスがない。

高いレベルのゲーム。
フェデラーが左右にボールを振り、ボールを作る。

Ff006
ナダルが2-0とリードしたが、すでに14分ぐらい経っている。

第3ゲーム、フェデラー15-40とブレーク・ポイントを握られたがキープ、
3ゲーム全てジュースに縺れている混戦模様に見えていた。

ところがそこからは競るもののフェデラーはゲームを取れるほどは連続してポイントは取れない。

Ff001
なんとフェデラーは1ゲームしか取れないで第1セットは終わった。

第2セット

フェデラーはファオでナダルのバックを攻める、
フェデラーのフォア対ナダルのバックの攻防、

しかし、フェデラーのフォアが甘くなったり、無理して攻めると
ナダルのバック・ハンドのクロス・カウンターが凄い
スピィードと角度がある。

ナダルのバックにボールを集める戦法だったが、
ネットに出たり、
ドロップ・ショットを使ってみたり、
もっと早い展開にしてみたが効果ない。

フェデラーの無理な攻撃によるミスも目立ち始める。
第2ゲームのサーブもキープできない。

世界のNO.1プレイヤーでもローランギャロのナダルの前ではヘタなプレイヤーに見える。

あまりの一方的な展開に、フェデラーがポイントを取ると大きな拍手が。

初めてのブレーク・ポイントを握るともっと大きな拍手
そしてブレークに成功するともっともっと大きな拍手が。(フェデラーから1-2)

ドロップ・ショットからボレーでサーブをキープすると場内が割れんばかりの歓声!(2-2)

Ff002

第7ゲームではフェデラーにブレーク・チャンスがあったが、
フェデラーは取れない、ナダルがキープ、4-3。

一方ナダルは次の第8ゲームをブレークし5-3、
6-3で第2セットも取る。

第3セット

フェデラーのサーブで始まる、
フェデラーはサーブ&ボレーをトライするが、15-40とブレーク・ポイントを握られる。

ジュースにするが、サーブを落として、第3セットも始まった。

第3ゲームもブレークされる。(ナダル3-0)

フェデラーだけでなく、観客も諦めムードで静かなコート・チェンジとなってしまっている。

ほぼ完璧な攻めで前へ出たが、きれいなトップ・スピン・ロブで決められる。(ナダル4-0)

ナダル、5-0、サービング・フォア・ザ・マッチ、

前に出たフェデラーはボレーをネット、
こんなイージー・ミスをするフェデラーではないはずだが。

40-30、チャンピオン・シップ・ポイント
フェデラーのフォアのボールがロングになってしまった。

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NO.1とNO.2の対決
どちらが勝っても歴史的な勝利
歴史的な対決は事実ではあるが、
コートに寝転ぶナダルの勝利の感激もなく4連覇が決まってしまった。

「ラファエルおめでとう!!
ラファエルは本当に強い。

もっと良いプレーをしたかったし、決勝で負けるのは辛い。
でもラファエルは優勝に値するテニスをしていた。」
とフェデラー

そして
「来年も挑戦する。」
とフェデラーが言うと大きな拍手が。

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相手が強くなればなるほど完璧で良いプレーをしたナダル
ナダルは結局全てストレート勝利。

気合が入った時のナダルを破れるは
絶好調の頃のボルグ、レンドルしかいないだろう。

年々進化するナダルを見ると、フェデラーは05年の初対戦(63 46 64 63)
あるいは06年(16 61 64 76)がチャンスだったように思える。

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「今日は自分が完璧な試合をした。
ロジャーは友達でもあり、こういう負け方は残念だったと思うが
彼は真のチャンピオン、良い試合をしたと思う。」
と尊敬の念でフェデラーを称える事を忘れないナダル。

ウィンブルドン、USオープンとまだまだ続くビッグ大会、
NO.1とNO.2そこにジョコビッチも入り男子テニスのバトルは目を離せない。

<<男子準決勝>>
◎1)R.Federer(SUI) 62,57,63,75 ●G.Monfils(FRA)
◎2)R.Nadal(ESP) 64,62,76(3) ●3)N.Djokovic(SRB)

男子ドローはここ
女子ドローはここ

(写真 山岡あらた)


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