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この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度欠かさずお届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
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テニス特集

ウイリアムズ姉妹対決 姉ビィーナス優勝

ウィンブルドン女子決勝

7月5日(土) 朝は雨などもあったが晴れ

◎7)ビィーナス・ウイリアムズ 75,64 ●6)セリーナ・ウイリアムズ

トップ4シードが早々と姿を消したウィンブルドン。
その中で最後の二人に残ったのはウイリアムズ姉妹だった。

二人のグランドスラム大会決勝での対戦はこれが7度目
ウィンブルドン決勝では3度目の対戦になった。

グランドスラム大会決勝では5勝1敗
ウィンブルドン決勝では2勝と共に妹のセリーナが対戦成績をリードしている。

03年ウィンブルドン決勝以来5年ぶりの姉妹対決。

姉ビィーナスのサーブで始まる。
最初の3ポイントは妹のセリーナが取る。
いきなりブレーク・ポイント。

1ポイント、ビィーナスは取るがバックのクロスを決めセリーナのブレーク。

W5001

積極的にネットにつきボレーで決めるなどセリーナ好調、ラブでキープ、セリーナ2-0。

ダブル・フォルトなど、武器であるサーブが入らず、まだ試合にうまく入っていけないビィーナス。

体の正面にぶつけてきたセリーナのボールをブロック・ボレーで決めやっと1ゲームキープした。

初めて二人がツアーで対戦したのは98年の全豪オープン2回戦。
先にデビューしたビィーナスの方が断然強く、76(4)、61で勝利、
負けず嫌いなセリーナは空回り、泣きそうな顔で握手、
その妹を気遣うように姉はやさしく妹を抱擁する。

その後の姉妹対決は傍目からはお互いにやりずらそうで見ていても決っしてベストのマッチとは言えなかった。

でもそれから10年、対戦も16回目(セリーナの8勝7敗)を数える。

短くなったボールを思い切り姉にぶっけたプレーを見るとこのウィンブルドン決勝は姉妹対決と言えども、結構激しいバトルになりそうだ。

1-3、ブレーク・ポイントを握られるがビィーナスはキープ、2-3。

第8ゲーム、セリーナ4-3、ダブル・フォルトで30-30、
ストロークがワイドで30-40、セリーナはブレーク・ポイントを握られる。

ジュースにするが、2度目のブレーク・ポイント、深いボールをセリーナはアウト、4-4となる。

見応えのあるラリー戦、攻防が続く
決勝戦にふさわしい戦いだ。

W5002

エース級のサーブを角度あるリターンでブレーク・ポイントを握るセリーナ。
前へ出るがビィーナスはライン外側からフォアのパス。

4度目のジュース、奥深くきたボールを思わず「ノー」と声を出してしまったセリーナ、
そのボールはギリギリでなく、確実に入っている。
なぜ声を出してしまったのだろうか?
主審はレットなどと一瞬言ったがはっきりしない。
結局、セリーナはそのポイントを放棄してしまったような形になり、ビィーナスはやっとキープ、5-4とした。

釈然としないポイントだが、コートチェンジになり試合は続行する。

セリーナはそのポイントで気落ちしたのか?
あるいは最初にオーバペースになってしまったのか?
最初の勢いがなくなり、元気がないように見える。

セリーナは第12ゲームのサーブを落とし、ビィーナスが第1セットを取る。

第2セット

第3ゲーム、15-40でブレーク・チャンスを掴むセリーナ。
7回目のジュース、7度目のブレーク・ポイントをものにしてセリーナが2-1とリードする。

第4ゲーム、セリーナのサーブ、
左右にゆさぶり前へ出たが鋭角ボレーをネット、次のポイントも失い、せっかくブレークしたのだがブレーク・バックされてしまった。

短いチャンスボール気味をネット15-30
10回のラリー戦、ドロップ・ショット気味のボールwストレートに決められる。
サービス・エースで1本しのぐセリーナ
2本目のチャンピオンシップ・ポイント
セリーナのバックダウン・ザ・ラインがワイドになる。

001

姉ビィーナス28歳が26歳の妹セリーナを破り2年連続、5度目のウィンブルドンチャンピオンとなった。

5度目の優勝は歴代8位タイ。
グランドスラム大会は通算7勝目を飾った。

(写真 佐藤ひろし)

<<準決勝>>
◎6)S.Williams(USA) 62,76(5) ●J.Zheng(CHN)
◎7)V.Williams(USA) 61,76(3) ●5)E.Dementieva(RUS)

女子ドローはここ
男子ドローはここ
オーダー・オブ・プレーはここ


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