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この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度欠かさずお届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
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テニス特集

マレーを8強にしたウィンブルドンの力?

ウィンブルドン男子4回戦

月曜日に男女シングルス4回戦の全てが行われ男女共に準々決勝の顔合わせが決まった。

7月1日火曜日は女子準々決勝の日、男子シングルはない。

男子シングルス準々決勝は7月2日水曜日だ。

今男子テニス界でずば抜けた強さのフェデラーはヒュイットを破った。
ここまで全てストレート勝利で8強だ。

W0001

フェデラーはこれでグランドスラム大会では17大会連続8強以上となっている。
また芝での連勝を63と伸ばした。

ナダルはグルビス戦で1セット落としたがストレート勝利で8強、

第3シード優勝候補のジョコビッチを破ったサフィンも8強。

イギリス期待のマレーが2セット・ダウンから大逆転勝利を収めた。

試合が終わったのは21時半、暗くなり遠い席からはほとんどボールが見えない中で試合は終了した。

男子4回戦
◎12)A.マレー(GBR) 57,36,76(3),62,64 ●8)R.ガスケ(FRA)

2セットダウン、第3セットもブレークをゆるし4-5と敗色濃い地元のマレーだった。

ところが土壇場の第10ゲームをブレーク、タイブレークにもっていく。

W4001

タイブレークでは4-0とリードするものの3ポイント連続で取られる。

ガスケはそこでドロップ・ショット、(勝利を目前にし、やや弱気になったかガスケ?)
そのドロップ・ショット返しに成功するマレー。

6-3のセット・ポイントではマレーは攻め込まれ、コートの外に追い出されるが、
そこからポール回しでストレートに決める。

勢いあまりコートと観客席間にあるフェンスの上まで走ったマレーは
ポイントが決まるのを確認すると、
そこでガッツ・ポーズ
湧き上がる観客、英国民!!

第4セットもその勢いで取りファイナル・セットへ

そのファイナル・セットの第1ゲーム、
何度もジュースになるが4度目のブレーク・ポイントを取り、ブレークスタートのマレーだ。

ガスケから2-4の第7ゲーム
もう9時を回っている。

ボールが良く見えない、
試合続行は無理とクレームするガスケ。

主審はコートサイドにいるレフリーの方を見るがレフリーの態度は変わらない、
続行だ!!


ガスケ、ピンチ、ブレーク・ポイントを握られる
ここで落とせば2-5、絶体絶命になってしまう。

5度のジュースの末にキープした。
もう9時20分だ、見えない。

マレーから4-3でコートチェンジ。

丁度良いタイミングだ、
ここで日没順延だろう?と思ったが
レフリーはトランシーバーを片手に強行の指示、
マレーの流れを替えさせないためだろうか?

伊達対グラフ戦ではファイナル・セットに入った途端に中断順延になった。
この試合も同じような時間にファイナル・セットに入っている。

もっともその当時のレフリーは温厚なマイルズ氏だった。
今は元ATPプレイヤーのJARRETT氏がレフリーを勤める。

5-4、マレーのサービング・フォア・ザ・マッチ
クリーン・サービス・エースを決めて40-15とマッチ・ポイントを握る。

ガスケのバックのリターンはフレーム・ショット
マレーが応援そしてウィンブルドン(レフリーの強行)を味方にして、4時間弱のバトルを制し、8強を決めた。

英国の新聞はマレーの快挙を称えることだろう。

フランスの論調はどんなものだろうか?
ダバティーさんにぜひ聞いてみたい。

ウィンブルドンがマレーを勝たせた試合だった。

(写真 佐藤ひろし)

男子シングルス準々決勝
1)R.Federer(SUI) vs M.Ancic(CRO)
M.Safin(RUS) vs 31)F.Lopez(ESP)
R.Schuettler(GER) vs A.Clement(FRA)
2)R.Nadal(ESP) vs 12)A.Murray(GBR)

男子シングルス4回戦
◎1)R.Federer(SUI) 76(7),62,64 ●20)L.Hewitt(AUS)
◎M.Ancic(CRO) 36,46,63,64,13-11 ●22)F.Verdasco(ESP)
◎M.Safin(RUS) 64,63,57,61 ●13)S.Wawrinka(SUI)
◎31)F.Lopez(ESP) 57,62,36,76(4),8-6 ●10)M.Baghdatis(CYP)

◎R.Schuettler(GER) 64,36,64,76(4) ●J.Tipsarevic(SRB)  
◎A.Clement(FRA) 63,75,62 ●M.Cilic(CRO) 
◎12)A.Murray(GBR) 57,36,76(3),62,64 ●8)R.Gasquet(FRA) 
◎2)R.Nadal(ESP) 63,63,61 ●17)M.Youzhny(RUS)
男子シングルスドローはここ

その他のドローはここ


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