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Sports@nifty > 特集 > テニス特集(テニスジャパン) > 添田豪 大健闘したが力及ばず!
この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウィンブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度お届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在はFAX及びe-mailでTENNIS JAPAN新聞の発行ほかテニス専門誌などに寄稿している。
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テニス特集

添田豪 大健闘したが力及ばず!

<<デ杯 ワールドグループ1回戦>>
日本対クロアチア
会場:ビーンズドーム兵庫県三木市
2012年2月10日(金)~12日(日)

<<2月12日 デ杯最終日 最終試合>>

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チームの勝敗を、そして国の威信をそれぞれ背負ってコートに立った日本の添田豪と、クロアチアのイボ・カルロビッチ。

勝負は最終試合にかかった。

添田 豪 6-7(4) 1-6 4-6 ◎Ivo Karlovic(カロビッチ)

錦織を、そして伊藤と杉田のダブルスチームを撃破してきたカルロビッチに対し、

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添田は「最初の1ポイント目から、飛ばしていこう」との決意を固めて、試合に入っていた。

その意気込みが、打つボールにも現れる。
自身のサーブで始まった最初のゲームは、ラブゲームでキープ。その最後のポイントは、カルロビッチのお株を奪うエースだった。

だが、やはりカルロビッチのサーブは安定している。
251キロを記録したこともあるカルロビッチのサーブだが、スピードは抑え、コースを丁寧についてくる。

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それでもスピードは210キロを計測し、それが208メートルの長身から叩き下ろされるのだから、返すのは至難の技。

リターンゲームではなかなかポイントが奪えないものの、それでも添田は気持ちを切らさず自分のゲームをキープし、第一セットはタイブレークに持ち込むことに成功した。
 
タイブレークになれば、何が起きるかは分からない。だがやはり、ここでもカルロビッチのサーブが猛威をふるう。

先にミニブレークを奪われた添田は、一度は相手のセカンドサーブを叩き追いつくが、4ー3から再度ミニブレークを奪われると、そのまま逃げきられ惜しくも第一セットを落とした。

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「第二セットからは、プレッシャーを感じた。第一セットを落としたことで、取り戻さなくてはという気持ちが空回りした」という添田。

力みからか第二セットはファーストサーブの入りが悪くなる。第一セットは63%だった成功率が、第二セットは47%。

カルロビッチは、甘くなった添田のセカンドサーブを叩きブレークし、その一方で自分のゲームは盤石のキープ。第二セットは1ー6と一方的な展開になった。

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その悪い流れを第三セットにまで引きずってしまったか、最初のサービスゲームを落としてしまった添田。

これでカルロビッチは、以降は自分のゲームキープに専念する。
ファーストの成功率は77%まで上昇し、ラブゲームキープが3つ。

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最後のゲームでも3本のエースを連ねたカルロビッチが、日本の大健闘に終止符を打った。

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「非常に悔しいですが、一人一人またレベルアップしてワールドグループへ戻って来たいと思います。

初日はDODIG選手に2セットダウンから逆転勝ち。
初の2セットダウンからの勝利で特に格上の選手に5セットで勝てたのは非常に自信になりました。

会場の応援のパワーで後押ししてくれましたし、チームの皆のサポートも非常に頼もしかったのでまさに団体戦強みを感じました。」

「最終日、圭が勝ってくれて2−2で自分に勝負がかかりました。

相手のKARLOVICは非常に好調で難しい試合になると思っていました。

最初から全力で飛ばして行こうと思ってました。
1セット目のタイブレークを取れていれば、違う形になったかもしれませんが、勝つには非常に大変な相手だと試合中に感じました。

まだまだレベルアップしなければいけないなと痛感させられました。」

「デ杯が終わり、月曜日にはイタリアへ向けて出発します。
気持ちを切り替えてここからタフな遠征へ行って来ます!」

「3日間、皆様のご声援ありがとうございました! 今後も応援よろしくお願いします!」
添田 豪

添田 豪データー 1984年9月5日生れ 27歳 所属 空旅ドットコム
添田 豪 ATPデーター
添田 豪の全成績

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「チームが勝ったことを誇りに思う。カルロビッチは、ストローク戦をせず、サーブをしっかり決めた。
相手に一度もブレークポイントを与えなかったことも大きい。
そのことで、相手にプレッシャーをかけることができた」
と試合後のクロアチア監督は語る。

「結果的には、カルロビッチにやられたかなと。終始落ち着いていて、彼のテニス人生の中でも、完璧に近いプレーをされた。
この3日間を振り返った時、悔いはたくさんある。

初日に、圭をもっと盛り立てて勝たせたかったし、今日も豪の力をもっと引き出せなかったのかと思う。
また、圭とカルロビッチの試合や、昨日のダブルスでもう一セットでも取れていれば、展開も違っていたかもしれない。
悔いを上げれば切りがありません」
と竹内日本デ杯チーム監督。

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竹内監督は会見の場で、この試合を最後に、8年間つとめたデ敗監督の席を勇退することも表明した。

「一人の人間が長くやるのは、あまり良いことではないと思う。
僕が監督に就任した時、チームには鈴木貴男や本村剛一らが居た。
彼らのことは小さい頃から知っていて、見ていくのは自分の責任と感じていた部分もあったが、
新しい代になったら次の監督にバトンタッチしようと以前から思っていた。」

「今回ワールドグループを戦い、このレベルでやれるどころか、日本の未来は明るいと思った。
若手と、添田らベテランの力かみ合い、チームとしては数年後に円熟機を迎えるだろう。

ただそのためには、100番以内に残り(伊藤と杉田)の二人が入ることが絶対条件。
デ敗でここから先勝つには5セットマッチの経験が不可欠で、その5セットマッチを経験できる場はグランドスラムしかない。
グランドスラムに常に出て、いろいろなサーフェスでやった経験値があるかが重要。
その経験値が上がった時、日本男子テニスはどデカいことができると思う。」

日本 2-3 クロアチア
◎添田 豪 67(3) 36 64 63 75 ●Ivan Dodig (CRO)
●錦織 圭 46 46 36 ◎Ivo Karlovic (CRO)
●伊藤竜馬/杉田祐一 46 46 63 36 ◎Dodig/Karlovic
◎錦織 圭 75 76(4) 63 ●Ivan Dodig (CRO)
●添田 豪 67(4) 16 46 ◎Ivo Karlovic (CRO)
ドロー

(レポート 内田 暁)


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コメント

塚越 亘 様

いつも、ファンの立場ではなかなか得られない角度からの解説、有難うございます。
私も含め、にわかにテニス界への興味を高めている方々にとって、このサイトはとても貴重なものです。
改めて、過去からの記事を読み直すファンも多いし、それが更にファンの厚みを増していく価値をこのサイトは持っている、極めて貴重だと思っています。
引続き宜しくお願いします。

ニフティ運営者 様
折角、貴社がこれまで支えてきたこのサイトを今、貴社のご都合とは言え、ここで閉じるということは、万一であっても、正しい判断とは思えません。
是非、継続をお願い申し上げます。

投稿者: sato (Feb 13, 2012 7:28:05 PM)

迅速、詳細なレポート いつも感謝しています。日に何度も拝見しています。
写真もレポートも他に類を見ない秀逸な記事ばかりです。
テニスファンは、内容の濃い情報を求めています。
このサイトを閉鎖することは、テニスファンを大いに失望させることになります。
今後も継続されることを切望します。

投稿者: グリーンリーフ (Feb 13, 2012 9:28:36 PM)

いつもブログ拝見させて頂いております。
お忙しいなか、日本人選手の詳細なレポートをして頂き、本当にありがとうございました。
錦織選手だけでなく、他の日本人選手も活躍し出しているタイミングでブログが終わってしまうのは残念でなりません。
ユニクロの柳井会長のご英断に続いて、ニフティさんもサポート続けて頂けると嬉しいです。
日本中のテニスファンの為にも、ご検討の程よろしくお願い致しますm(_ _)m

投稿者: テニスFAN (Feb 14, 2012 5:19:13 PM)
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