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この特集
この特集は塚越亘によるテニスの特集です。ウインブルドンなど4大大会、デ杯、フェド杯日本戦、東レPPO、ジャパン・オープン、全日本などのビッグ大会会期中に限らず、毎日更新いたします。また、日本人選手の活躍も常時ピックアップ、その都度欠かさずお届けします。
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プロフィール
塚越亘
テニス・フォトジャーナリスト
1947年生まれ。1973年より30年以上にわたり世界のテニストーナメントを取材している。ITWA(国際テニス記者協会)会員。現在は(株)テニスジャパンの代表としてテニスFAX新聞の発行ほかテニス専門誌などでも数々の寄稿を行っている。
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テニス特集

国枝慎吾、フェデラーと共にITFチャンピオンに

2007年度ITFチャンピオン(最優秀選手)が12月17日以下のカテゴリで発表された。

男子 シングルス フェデラー (SUI)
女子 シングルス エナン (BEL)

男子 ダブルス ブライアン兄弟 (USA)
女子 ダブルス ブラック (ZIM) /フーバー (USA)

ジュニア男子 シングルス Ricardas Berankis, (LTU)
ジュニア女子 シングルス Urszula Radwanska (POL)

車いすテニス 男子 国枝慎吾
車いすテニス 女子 Esther Vergeer (NED)


車いすテニス 男子 国枝慎吾Kunieda

23歳の国枝はグランドスラム大会4つを制し、年間グランドスラムを達成。
今季はツアーで単8勝、複8勝。
ワールド・チーム・カップでは日本チームの優勝に貢献している。

(写真 USオープンダブルスに優勝しセンター・コートで表彰を受ける
左より斎田悟司と国枝慎吾
by 佐藤ひろし
CANON EOS 1D Mk2 TJapan)


男子 シングルス ロジャー・フェデラー (26歳)

「凄く名誉な事、
毎年自分にとって新しいチャレンジが始まり、それを成し遂げることができた。
3つのグランドスラム大会そしてNO.1を維持できた事を誇りに思う。」
とフェデラー、
サンプラスと同じく4年連続受賞だ。
今年の賞金獲得額は1千万ドル(約12億円)を越えた。


女子 シングルス エナン (25歳)001

「凄くチャレンジングで大変な1年の始まりだった。
nothing is impossible とポジテブに考え一生懸命やった。
自分のテニス人生の中で最高の年だった。
でも自分のテニスのベストはまだまだこれからだろう。
頑張りたい。」
とエナン。

今年最初のグランドスラム大会、全豪は離婚などにより欠場したがローランギャロ、USオープン優勝,
WTAチャンピオンシップなど10大会に優勝している。
今年は63勝4敗とたった4敗。
賞金獲得額は5百万ドル(約6億円)。
2年連続、3度目の受賞だ。

男子 ダブルス ブライアン兄弟 (USA)

5年連続受賞、
全豪オープンなど11大会優勝。
デ杯ダブルスでは1995年より無敗だ。


女子 ダブルス ブラック (ZIM) /フーバー (USA)Championships07dbtro2699d4


全豪オープン、ウィンブルドンなど9大会優勝。
ブラックは1977年にはジュニアの部で受賞している。
フーバーは今年アメリカ市民権を取り南アからアメリカ国籍になった。

(写真 WTAチャンピオンシップ優勝のブラック/フーバー組
by 佐藤ひろし)

ジュニア男子 シングルス Ricardas Berankis, (LTU,17歳)

Lithuania人として初の受賞。
オレンジ・ボウル2連勝、USオープン・ジュニア優勝。

ジュニア女子 シングルス Urszula Radwanska (POL,17歳)

ウィンブルドン・ジュニア優勝、USオープン・ジュニア準優勝
ダブルスでは全豪決勝では敗れたが他の3つに優勝している。
元ジュニアNO.1Agnieszkaの妹。


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国枝慎吾、八筬美恵 車いすテニス・マスターズ優勝

Yaosa_3
第17回NEC全日本選抜車いすテニス選手権大会

全日本選抜車いすテニス選手権大会(日本マスターズ大会)決勝が12月16日(日曜日)、
吉田記念テニス研修センター(千葉県柏市)で行われた。

肌寒く乾燥したからっとした空気の中、男子、女子の決勝
そしてクアード決勝、クアード3位決定戦が4面で同時にスタートした。

<<男子シングルス決勝>>
◎国枝慎吾 64,62 ●斎田悟司

Kuniedakids日本の、そして世界の車いすテニスを引っ張っている2人の対戦だ。

最初の斎田のサービスゲームで国枝は積極的にチップ&チャージでネットに詰めてプレッシャーをかけていこうと試みるが、斎田は全てのパスを抜いてキープ。
その後もネットに詰める国枝だが、斎田は冷静に取れないコースにパスを通していき、いきなり3ゲームを連取。

強力なトップスピンを放つ国枝とは違い、斎田はフラット系の早いボールをピンポイントのコントロールで打っていく。

Saidaここで国枝は一度落ち着き、無理に前に行かず後ろからトップスピンの強力なショットを打ってから前へ出て行く作戦に切り替える。
これがあたって4ゲームを連取、
そのままの勢いでファーストセットは6−4で国枝。

二人の打つボールはかなり早く威力があるため、2~3球の短いラリーでポイントが決まっていく。

セカンドセットは序盤一進一退、これを取るのか!という素晴らしいラリー合戦も見られたが、セット中盤で斎田がサービスの調子を崩し、連続のダブルフォルトを犯したのが響き、6−2で国枝。

去年に続いて2連覇を達成した。

(写真 優勝した国枝慎吾とジュニア達
準優勝の斎田悟司)


<<女子シングルス決勝>>
◎八筬美恵 60,62 ●上地結衣

Yaosakamiji八筬は持ち前のコントロールで上地の得意のフォアを十分な体勢で打たせないように、返球するのが難しい場所を攻めていく。
ただバックに集めるのではなく、力の入れにくい高いボールをバックハンドに打ったり、あえてフォアの厳しいところを攻めたりと多彩な攻めを見せる。
6−0、6−2で八筬が優勝、6連覇を達成した。

(写真 お互いに健闘を称え握手する
中学生の上地結衣とチャンピオンの八筬美恵)


クァードでは當間が木村を6−3、6−3で破り優勝した。Touma


(写真 クアード優勝スピィーチをする當間寛)


写真&レポート 田中康志

結果及びニューステニスナビ

ドローはここ



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車いすテニス日本マスターズ大会

第17回NEC全日本選抜車いすテニス選手権大会Kuniedashingo
が14日より、吉田記念テニスセンターで開幕した。
この大会は男女それぞれ8名が2つのグループに分かれてリーグ戦を行い、各グループの1位・2位の選手が決勝トーナメントを闘う。

男子では今年年間グランドスラムを達成し、AIGジャパンオープンのエキジビジョンで観客を魅了した世界ランキング1位の国枝慎吾と、同6位の斎田悟司らが出場。
二人とも圧倒的な強さで失セットゼロ、ラウンドロビンと準決勝を勝ちあがり、16日に行われる決勝で顔をあわせる。

この大会で二人が決勝で顔をあわせるのは6年連続で、過去5回の決勝は斎田の3勝2敗だが去年は国枝が勝っている。

国枝はなんとラウンドロビンと準決勝の4試合で合計2ゲームしか失っていない!
セカンドサーブでもエースが取れる強烈なサーブに、サーブ&ボレー、リターンダッシュ、ドライブボレー、スマッシュと多彩で強力なショットを豪快に決めていく。
アグレッシブなテニスは世界ナンバーワンにふさわしい。

決勝は競る展開にはなりそうだ。


Yaosamie女子は目下今大会5連覇中、世界の舞台でも活躍している世界ランキング6位の八筬美恵が順当に全勝で決勝に駒を進めた。
ボールのコントロールが本当に素晴らしい。
もう一方の山ではなんと13歳、中学生の上地結衣が決勝に進んだ。

ラウンドロビンでは日本ランキング1位の福田恵を64、63で破り、準決勝の世界17位、岡部裕子相手には長い長いファイナルセットの試合をものにした。

リストがやわらかくしなやかで、勢いをつけて1回転しながら打つフォアハンドが大きな武器だ。

この二人はラウンドロビンで対戦し、61、61で八筬が勝っているが、スコア以上に内容は競った試合だった。

勢いのあるニューヒロインがリベンジを果たせるか、注目だ。

そしてクァードの試合も行われた。
クァードとは手や指まで障害のある人達のクラスで、握力がない選手もいるため、なんと手とラケットをテーピングで縛ってプレーをする。

Kamijiyui4人の選手が出場し、木村禎宏と當間寛が共にストレートセットで決勝に勝ちあがった。

この2日間、多くの選手と交流をしたのだが、共通していることは話していてもプレーしていても、障害があることなど微塵も感じさせないということ。

試合に負けても、皆プレーすること自体がとても楽しそうで、最後の握手は必ずといっていいほど両者共笑顔。

会場が室内なのにもかかわらず、非常に明るい雰囲気を感じることができた。

Kimurasadahiro日曜日には男女、クアードの決勝に加え、車いす体験講座も開かれるので、興味のある方は是非会場へ!

車いす体験講座は午前9時から。
男女決勝、クァード決勝、同3位決定戦は午前11時から一斉に行われる。

(写真&レポート 田中康志
写真 上から国枝慎吾、八筬美恵、上地結衣、木村禎宏)

結果及びニュースはテニスナビを見て下さい。

ドローはここ


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錦織圭対フライシュマン 森田あゆみ対ミルザ

AIGジャパン・オープン

10月1日(月)
オーダー・オブ・プレー

<<センター・コート>> 10時開始
第4試合
錦織圭vsフライシュマンInishikori01

第5試合
森田あゆみ vs ミルザ(インド

第6試合
中村藍子 vs ZAKOPALOVA(CZE)
詳しいオーダー・オブ・プレーはここ


9月30日は前夜祭が行われプロ宣言した錦織圭の公開練習
車イス・テニス・グランドスラマーの国枝慎吾のエキジビションなどが行われた。

公開練習
錦織圭 4-4 3-7 フェレール

錦織はフォアのスイングスピードがものすごく速く、切味がある。
バックダウンザラインもコントロールがいいし、ネットプレーもいい。
フェレールもさすが。
フットワークがいいので回り込みもいつの間にかやってしまう。
身長は175センチだがサービスエースもある。
2-2で3つのブレークポイントを握るが、ことごとくサービスでフェレールは取る。
4-4でタイブレーク。
錦織のミスが多く3-7と落とすが、実に見応えがあった。
日本の期待を背負ってようやく出てきた大物プレーヤーに大注目!

車イス エキジビション
国枝慎吾 7-6(4) 斉田悟司

K_kunieda01s国枝さんはグランドスラマー。
斉田さんは日本の第一人者。
二人ともラケットの使い方がうまいし、力強い。
跳ねるスピンサーブ、フォアアングル、バックスピン&スライスの打ち分けも見事。
びっくりするのはリターンダッシュなどネットプレーに多く出ることだ。
諦めないし、ファイトなど学ぶことが多い。
5-2で国枝リード。
3つのマッチポイントがあったが、斉田はこらえてタイブレークにもつれ込む。
国枝の超バックパスが二つ決まるなど突き放し、7-4。
すごい二人だ。

(写真 CANON EOS 1D Mk2 伊藤功巳 鯉沼宣之 TJapan)

男子ドロー
女子ドロー

<<男子予選1回戦>>
◎寺地貴弘 63,64 ●落合優次

Iterachi0120時すぎにスタート。
寺地の当たりが強く厚く速い。
特にバックが冴えてる。
集中している。
落合もそれに負けじと素早いフットワークでカバーしようとするがそれ以上のスピードで打ってくる。

第4ゲームブレークして寺地3-1。
そのヒットするボールがミスにつながり、落合ブレークバックして4-3寺地リード。
しかし、お互いのいい所が出ている。

寺地が思いきってネットへ。
パスを読んでフォアボレーを決め、5-3。
サービスエースも出て6-3。

第2セットは1ブレークずつ。
第7ゲームで寺地のバックパスに落合飛び付くが返せず、寺地がブレーク。
4-3とリード。
次のゲーム、落合もバッククロスパスを抜いて二つブレークポイントを握るが・・・。
ことごとくサービスセンターにいいのが行く。
5-3と寺地が大きいキープ。
最後はリターンミスで寺地が6-4。
内容ある試合だった。

(レポート 森下泰)

男子予選ドロー

韓国から前日帰国、すぐ試合の波形純理勝利
<<女子予選1回戦>>

◎波形純理 62,64 ●MALHOTRA

<<女子予選2回戦>>
◎高雄恵利加 63,67(4),63 ●藤原里華
◎米村知子 61,63 ●飯島久美子

女子予選ドロー


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女子優勝はエナン。 車イステニスダブルス、国枝/斎田ペア優勝。

DAY13 9月8日(土)
USオープン 女子決勝 

USオープン


女子決勝
◎1)J.Henin(BEL) 61 63 ●4)S.Kuznetsova(RUS)

Henintrophy今年のUSオープン女子。
軽量級のエナンが、超重量級のビーナス姉妹、クズネッツォワを次々と倒し、優勝をした。
アメリカ人選手のいないファイナルは、ニューヨーカーにとっては関心が今一つで、新聞各紙の扱いもヤンキースが一面だ。
今日の決勝の行方よりも、ビーナスが謎の病気で、全米一の病院に直行して検査をすると言う事の方が心配の種の様だ。

優勝したエナンは1セットをも落とさずに、落ち着いた感情のコントロールで、運動能力は勿論、人間的にもチャンピオンとしての要素が年々備わっている様にみえる。

ビリージーン・キング氏のCBSテレビでのコメントをお伝えしよう。
「エナンは、全てのテクニック、身体能力の成長を常に続ける素晴らしいアスリートだ。
特にサービスの攻撃力が、彼女のマッチの先手を取る最大なアドバンテージになっており、
ますます進化し続けている。
対するクズネッツォワについては、何事にも興味を持ち、違う文化や言語、習慣を身につけるために日々努力している。
スペイン語を巧みに話し、正確で質の高い英語を話す事を心がけている。
なによりもBetter Person に成長する為の努力をしている。」
との貴重なコメントだ。
アメリカ人スタープレイヤーの不振、ヨーロッパ勢の台頭、女子ツアー選手の低年齢化、など。
キング氏の今日のこの言葉は、停滞するアメリカのテニス選手たち、そして世界を目指す若い女子選手達にとって、素晴らしいメッセージだったと思っている。


Heninクズネッツォワのインタビュー
「(憮然とした表情で)ジャステイン(エナン)、本当に素晴らしいテニスでおめでとう。
このニューヨークのファンは素晴らしい。
来年はもっと良いテニスで戻ってこれるといいわ。
そして、私のコーチに感謝をしたい。
今日私のボックスにいる皆さん、本当に来てくれてありがとう。
感謝しています。」

エナンのインタビュー
「4年前の優勝と違うのは、私が年をとった事。
この2週間、本当に良いテニスができて喜んでいる。
特にこのニューヨークのファン、雰囲気、これは世界一素晴らしいわ。
14才から11年間の間、ずっと一緒にやってきた私のコーチとのこの歩みは楽しいもので、
私を毎日良い人間になるために育ててくれて、本当にありがとう。」

(レポート:木下明美/写真:佐藤ひろし)

国枝慎吾/斎田悟司 優勝!!
男子車イスダブルス決勝
◎1)国枝慎吾/斎田悟司 63 62 ●2)R.Ammerlaan(NED)/M.Jeremiasz(FRA)

Kunieda_2

(写真:佐藤ひろし)



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国枝慎吾/斎田悟司組USオープン決勝へ

国枝慎吾単複決勝へKunieda
USオープン車イステニス

USオープン

<<男子車イスシングルス準決勝>>
◎1)国枝慎吾 60,75 ●J.Rydberg(USA)
ドローはここ

<<男子車イスダブルス準決勝>>
◎1)国枝慎吾/斎田悟司 61,61 ●T.Kruszelnicki(POL)/J.Rydberg(USA)
ドローはここ

<<女子車イスダブルス準決勝>>
◎2)K.Homan(NED)/S.Walraven(NED) 46,61,62 ●Y.Hong(KOR)/八筬美恵
ドローはここ

(写真 倉科篤志)


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